昨年の秋に、ベル&ロス「BR05」、ショパール「アルパイン イーグル」、A.ランゲ&ゾーネ「オデュッセウ ス」の3つの新作が相次いで発表された。どれもスティールケース&ブレスレットの、いわゆる「ラグジュアリースポーツウォッチ」である。ラグジュアリースポーツは、時計のなかでも特別な人気のあるジャンルだ。それが同時期に3モデルも登場したことは、とても興味深い。さらに、5月のTIME TO MOVEで発表されたブレゲ「マリーン クロノグラフ 5527」、4月に発表されたパネライ「ルミノール マリーナ-44㎜」も、同じくラグジュアリースポーツということができる。
また、本誌発売時にはもう1つ某ブランドの新モデルが加わっているはずだ、というように、ラグジュアリースポーツが急増している。ではなぜ増えたかというと、理由はよくわからない。そのためその理由の解明も含めて、今年は改めてラグジュアリースポーツについてかんがえてみたい。いずれにせよ、ラグジュアリースポーツは大好きなジャンルだ。だから、どんどんと増えてくれるとうれしい。魅力的な新モデルが登場してくれることを大いに期待しているのである。 |